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ZEROfortune,fameORpower

管理の日常とか妄想とか
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ブログ連載1作目5話

爆煙が収まる頃合いを見て二人は鳥に乗ったまま地面に降りた。
爆発のあった場所は上で見ていたよりもひどい状況になっていてデイダラは内心少し焦った。
飛段が埋まっている穴を塞いでいた岩は粉々に砕け散っていて、大きな穴がぽっかりと顔を見せていた。
―やばい。やり過ぎたか?
鳥から降りたデイダラはそろそろと近づき穴を覗き込んだ。
「おーい、飛段。いるのかい?うん?」
・・・
しかし返事は無かった。
更によく覗き込むが、飛段の欠片すら見当たらない。
とうとうデイダラは焦ってイタチを呼ぼうと振り向いた。
「イタチッ・・・!」
「デ~イ~ダ~ラ~ちゃ~ん・・・」
振り返ると視界いっぱいに血まみれの生首があった。
「ぅんぎゃあぁぁぁぁ!!!」
デイダラは思わず後ろにのけぞり、そのままついさっきまで覗き込んでいた穴に転げ落ちて行った。
土埃にまみれ、打った頭を抑えながら地上を見上げるとイタチとイタチの持っている生首・・・もとい飛段がこちらを覗き込んでいた。
「ゲハハハハ!!デイダラちゃんダッセェー!」
悪戯が成功したのが余程面白かったのか飛段はゲラゲラと笑っていた。
「飛段!!テメェ何しやがる、うん!!」
デイダラは穴に落ちた醜態を笑われ顔を真っ赤にして怒鳴り返した。
醜態を晒した上、その現場を何より嫌うイタチに見られた事が余計デイダラの癪に障った。
「オイオイ、何しやがるはこっちのセリフだっつーの。いきなりフッ飛ばしやがって。パーツがどっか行っちまったじゃねーか」
デイダラの怒りをたいして気にもせず、ため息混じりに飛段は言った。
そのことに対して若干の罪悪感を感じていたデイダラはう、と言葉に詰まった。
「飛段の首はそこに落ちていてな。拾ってお前に言おうと思ったら何故か叫び声を上げて落ちて行ってしまった」
ここでようやくイタチが口を開いた。
デイダラは穴をよじ登りながら再び赤面し、うるせーと小さく呟いた。
穴から出ると、イタチは飛段の首をデイダラに託し、どこかに向かって歩き出した。
「おい、どこに行くんだ?うん」
「残りのパーツを集めてくる。パーツにも一応チャクラが流れているから写輪眼を使えばどこにあるか分かる」
そう言ってスタスタと森の中へ入って行った。
飛段はよろしくなー、などと笑顔で見送っていた。
残されたデイダラは、イタチが帰ってくるまで休憩とばかりに地面に首を置き、飛段の目線に合わせるように座りこんだ。
「お前の体も難儀なもんだな、うん。生きてるが・・・パーツだけじゃ動かないなんてよ」
「あー、首から離れるとオシマイ。動かす命令出すのは脳みそだからよ。繋がってねぇと動かねぇんだわ」
なんとあの飛段が自分の体の特性についてちゃんと理解しているとは。
デイダラは驚愕と感心で目を丸くした。
「へぇ・・・お前一応理解してたんだな、うん」
「角都が言ってた。ゲハハ」
やっぱり飛段は馬鹿だった、と今度はがっくり項垂れることになった。
感心して損した、とあぐらをかいた自分の足に肘をつき、頬杖した状態でデイダラは目の前の生首と組んでいた相方の気苦労を察しようとして、辞めた。
(角都は・・・)
この後数刻もすれば知ってしまう事実に飛段はどうなってしまうのか想像してデイダラは顔を曇らせたが、飛段はそれに気づかなかった。





久々に更新
飛段の体にチャクラが流れてるのかは公式的にどうなのか分かんないですけど、そうじゃないと発見できないので流れてることにしてください
そういうところ御都合主義なんで違うでしょ、と思ってもスルーして下さると助かります
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ブログ連載1作目4話

同時刻、木の葉隠れの里近くにある奈良家の山ではある奇怪な現象が起きていた。
しばらく前にあった激闘の後、ある人物を見張るよう言いつけられた鹿達が一匹残らず倒れていた。
 
「ったく、やっと見つけたぜ飛段の野郎、うん」
「ここだ」
上空に浮かぶ二羽の大きな鳥が地上に影を落としている。
「それにしても何も全部の鹿を殺すことないと思うぜ、うん」
豊かな金色の髪を風になびかせながらデイダラは言った。
「殺してはいない。幻術で眠らせただけだ。奈良家の鹿をなめない方がいい」
こちらは漆黒の髪をなびかせながら下を見下ろしているイタチだった。
赤いその目は飛段が埋まっているとされる穴を塞いだ岩に向けられている。
「それより早く掘り起こせ。あまり目立つなよ」
「へいへい。分かってるっつーの。オイラに命令すんな、うん」
イタチがこちらを見もしないで淡々と仕事を遂行しようとするせいなのか、自分に命令してくるせいなのかは定かではなかったが、デイダラは不機嫌気味に粘土を取り出した。
「あんまり強いと飛段自体が吹っ飛んじまうからな・・・うん」
そう言いながらデイダラは自分の手のひらに付いている口に粘土を放り込み、器用に彼の言う芸術作品を作り上げ、下に放り投げた。
「喝!」
激しい爆発音と唸るような地響きが起こり、辺りの小動物は逃げまどい、木々からは木の葉がハラハラと舞い落ちた。
「うんうん!やっぱり爆発はいいよなぁ、うん!」
デイダラは満足そうに目を輝かせた。
「下に降りるぞ」
せっかく自分の芸術に浸っていたのに、無関心かつ無神経なことを言われたと感じたデイダラは、やっぱりコイツとは仲良くできそうにないと改めて思った。





続編ですがどうでもいい話です
つなぎですた
管理はデイダラちゃんと兄さんは仲良し希望、というか仲良し暁が好物です
でも一応原作に近い感じで

ブログ連載1作目3話

「目、覚めた?」
ハッとするとそこは先程の水の中ではなく、見知らぬ部屋だった。
穢れのない真っ白な部屋。
独特の消毒液の匂い。
どうやら病院らしい。
そこで角都はようやく自分が病室のベッドに寝かされていることに気がついた。
ゆっくりと辺りを見回すと、自分に刺さる点滴と、すぐ傍で先程声をかけてきただろう銀髪の男が座っていた。
「・・・夢?」
角都がぽそりと呟くと銀髪の男は読んでいた本を閉じ、角都の顔を覗き込んだ。
同時に角都の視界を遮っていた前髪をはらってやる。
「随分うなされてたけど大丈夫?何かしてほしいことは?」
「・・・いや、大丈夫だ・・・」
頭の中に靄がかかったようで決して優れた状態ではないが、角都がそう言うと銀髪の男はニッコリと微笑んだ。
「それじゃ綱手様を呼んでくるよ。その間一人にしちゃうけど待っててね」
「ツナデ・・・?」
知らない名を復唱した瞬間、角都は重大な事に気が付いた。
そもそも、ここはどこで目の前の銀髪の男は誰なんだ。
だが、それよりも重大な事を目が覚めたばかりとはいえ角都は忘れていたのだ。
途端に噴き出す冷や汗。
体中の水分が無くなったかのように喉が渇いた。
 
「・・・俺は・・・誰・・・だ?」
 
呆然としたまま口にしたその声は掠れていて自分でもほとんど聞こえなかった。





ま、ありがちネタですな
銀髪はカカシてんてーです
いろいろ詳細は後程お話にします
ではおやすみなさい☆

ブログ連載1作目2話

――ず・・・
―な―――――か――・・・
――が――――や――く―・・・

何か遠くの方で声がする。
角都は閉じていた目を静かに開けた。
その瞬間、夢の中のようにふわふわとした空間から一気に現実に引き戻された。
体に容赦なく侵入してくる大量の水。
もがこうにもぴくりとも動かない自分の体。
(苦しい!!)
(誰か・・・助け・・・)
薄れゆく意識の中、角都は無意識のうちに手を差し伸ばした。





本日分終了です
毎回こんな感じで少しずつアップしていきます
体動かないのに手は差し伸ばせる矛盾 深く考えないでください・・・

ブログ連載1作目1話

ユラユラ―・・・ユラユラ―・・・
角都は水の中を漂っていた。
水の中はとても澄んでいて、水面からは太陽の光が差し込んでいて神秘的であった。
太陽の光でキラキラと虹色に変化する水の中、魚達と戯れながら泳いだらさぞ気持ちがいいだろうな―
そう思ったが角都の体は鉛を詰め込んだように重く、手足も動かなかった。

どんどん沈んでいく体。
沈んでいくにつれて辺りはだんだんと暗く、水は濁っていく。
自分はこのまま死ぬのだろうか―
いや、もう死んでいるのかもしれない―
水面はもうほとんど見えなかった。
このまま暗闇に飲み込まれて消えてしまうのか―
だが角都は不思議と落ち着いていて、どこか他人事のようにそう思って目を閉じた。





とりあえずここまでです
すいまっせん
亀更新ですが完結目指しています
気長にお待ちくださいませ

内容ですがナルトVS角都後の話になります
管理の妄想からできた話なので半パラレルという名のほぼパラレルです
舞台はナルトの世界だけど話は全部ねつ造です
まず暁メンバーは私が悲しいので死んでないです(話に出るかは分からないけど)
CPは飛角前提のカカ角です
マイナーの中のマイナーです
ジャンルはシリアスに近づければ・・・と思っております汗
俺得で自己満足の上、文才は持ち合わせておりませんので本日の触りと設定で拒否反応がある方は読まないようにして頂きたい
読んだ後の苦情は受け付けません

ではこれからもよろしくお願いします!

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HN:
たすく
性別:
女性
趣味:
同人/ギャンブル
自己紹介:
基本的に駄目人間
ツンデレ/ギャップ萌え
王道とは逆CPに愛を注ぐ(例外有)
だいたい好きキャラが受け

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